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日焼け止めのケミカル「紫外線吸収剤」って肌によくない?

最終更新日:2026年2月6日
日焼け止めのケミカル「紫外線吸収剤」って肌によくない?

日焼け止めで「紫外線吸収剤不使用」とか「ノンケミカル処方」という言葉、よく目にしませんか?

よく分かってないけど「とりあえず不使用だから」「流行っているから」という理由だけで日焼け止めを選んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。日焼け止めに含まれる成分やその働きを知ることで、自分に合う、肌刺激が少なくて使い心地の良いものを選ぶことができます。

もう知ってるよという方も意外な発見があるかもしれませんので、ぜひ最後までご覧ください。

日焼け止めの仕組み

日焼け止めの仕組み

日焼け止めには、紫外線をカットし日焼けを防ぐ紫外線防止剤が含まれ、大きく「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」に分かれます。

紫外線吸収剤(ケミカル)

「ケミカル」と呼ばれることもあり、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルやビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジンなどの成分があります。これらは、紫外線を吸収し、熱や赤外線などの他のエネルギーに変換させて放出させることで、紫外線の影響を防ぎます。透明感が高く白浮きしない、塗り心地が良い、伸びがいい、汗で崩れにくいといったメリットがあります。デメリットとしては、皮膚の上で吸収剤と紫外線が化学反応を起こす性質上、肌質によってはまれに刺激を感じることもあります。

紫外線散乱剤(ノンケミカル)

「ノンケミカル」とも呼ばれ、代表的な成分として、酸化チタンや酸化亜鉛などがあります。これらは、紫外線を皮膚の上で反射・散乱させて皮膚を防御します。単純に皮膚の上で紫外線を跳ね返してくれるので、肌刺激が少ないのがメリットです。デメリットとしては、白色の粉末を使用しているため、塗ったときにムラになったり白く見えやすく、薄塗りになり効果を発揮しきらない、肌がきしんだり、汗や水で流れやすいなどの使用感の悪さがあげられます。

<吸収剤と散乱剤の比較表>
吸収剤と散乱剤の比較表

紫外線吸収剤「ケミカル」の誤解

紫外線吸収剤「ケミカル」の誤解

紫外線吸収剤について調べていると、
「肌に悪いらしい」
「危険って聞いた」
「ノンケミカルじゃないとダメ?」
といった情報に触れることがあります。

ただ、ここで一度整理しておきたいのは、紫外線吸収剤=危険という話は、少し単純化されすぎているということです。紫外線吸収剤は、紫外線を肌の上で受け止めて熱などのエネルギーに変換し、肌の内部に紫外線が入り込むのを防ぐ仕組みです。

この技術自体は長年使われており、現在流通している化粧品は、
・配合量の上限
・安全性評価
・刺激性試験
などの基準をクリアした上で販売されています。

つまり、「吸収剤だから危険」というよりも、条件や肌状態によって刺激を感じることがあるという理解が正確です。

ノンケミカルが絶対正解ではない理由

「ノンケミカル=肌に優しい」と思われがちですが、実は必ずしもそうとは限りません。

紫外線散乱剤(酸化亜鉛など)は、
・肌表面に残りやすい
・白浮きしやすい
・きしみを感じることがある
といった特徴もあります。

一方で紫外線吸収剤は、
・透明で仕上がりがきれい
・軽い使用感にできる
・毎日続けやすい
というメリットがあります。

光老化対策で最も大切なのは、結局のところ「毎日続けられること」です。
どんなに成分が理想でも、使わなくなってしまえば紫外線はそのまま肌に届いてしまいます。

「アレルギーかも?」と思ったとき、本当に吸収剤が原因とは限らない

肌を気にする女性

紫外線吸収剤に関して特に多い誤解が、しみた=吸収剤アレルギーだという判断です。

もちろん、紫外線吸収剤に限らず化粧品成分は、体質によって合わない可能性もゼロではありません。ただ実際には、「吸収剤そのもの」が原因ではなく、肌のコンディション側に理由がある場合も非常に多いです。

たとえば、
・乾燥してバリア機能が落ちていた
・花粉や汗で肌が敏感になっていた
・日焼け後で炎症が残っていた
・強くこすって塗っていた
・体調不良や寝不足で肌がゆらいでいた
こうした状態だと、どんな化粧品でも刺激を感じやすくなります。

とはいえ「本当に合わない」可能性もあるため、判断は慎重に

もし赤みやかゆみ、違和感が続く場合は、「気のせいかな」と無理に使い続けないことが大切です。

おすすめの対応としては、

① まずは数日お休みして様子を見る

いったん使用を中止し、肌が落ち着くか観察します。

② 落ち着いたら、調子の良い日に少量で再開してみる

肌が回復した状態で、少量から試すことで判断しやすくなります。

③ それでも違和感が続く場合は、他のアイテムも見直す

原因は日焼け止めではなく、洗顔料・クレンジング・下地やファンデーションなど別の組み合わせにあるケースもあります。

④ 症状が治まらない場合は医師に相談を

赤みが強い、かゆみが続く、水ぶくれが出るなどの場合は、皮膚科で相談するのが安心です。

海好きの方が気になる「環境への影響」はどう考えるべき?

海好きの方が気になる「環境への影響」はどう考えるべき?

最近は、
「日焼け止めが海に悪いのでは?」
「サンゴに影響があると聞いた」
という話題も増えています。

ここも少し整理すると、環境への影響は“吸収剤か散乱剤か”だけで決まるものではありません。

実際には、
・海に流れ出やすい処方か
・ウォーターレジスタント設計か
・使用量と使用シーン
など複数の要素が関わります。

海やマリンスポーツを楽しむ方にとって重要なのは、落ちやすいものを大量に塗るより、落ちにくく必要量で使える設計を選ぶことという視点です。「成分がどちらか」だけでなく、“使い方まで含めて環境負荷を考える”ことが現実的です。

サンゴへの影響に関して、米国パーソナルケア製品評議会(PCPC)では科学的根拠が十分でないと懸念しており、紫外線から人々を守る有効な手段である日やけ止め料の使用を控えることには慎重な姿勢をとっています。最新の研究でも日やけ止めに汎用される7種類の紫外線防御成分は環境濃度において、サンゴの成育に影響を与えないことが確認されています。
参考:日やけ止め剤型にて製品がサンゴ成育に与える影響の評価法を確立|KOSE

“避ける“より“正しく選ぶ“時代へ

“避ける“より“正しく選ぶ“時代へ

紫外線吸収剤は、悪者ではありません。

むしろ現代では、
・使用感
・継続性
・肌負担のバランス
を考えながら、自分に合ったUVケアを選ぶ時代になっています。

たとえばモアナチュレのように、
・日常生活に十分なSPF/PA
・ベタつかないジェル処方
・海藻由来の保湿成分で乾燥しにくい設計
・毎朝“美容液感覚”で続けられる軽さ
を両立したUV美容液は、「日焼け止めを塗らなきゃ」ではなく“スキンケアの延長で光老化を防ぐ”という新しい選択肢になります。

光老化は、未来の肌に最も差がつくポイント。
だからこそ、避けるよりも、続けられる形で守ることが何より大切です。

使い心地よく、肌負担を抑えたいならモアナチュレ!

使い心地良く、肌負担を抑えたいならモアナチュレ!

《モアナチュレ》はエイジング保湿美容液でありながら紫外線対策が可能です。塗り心地を重視するために、流行に流されずにあえて紫外線吸収剤を使用しています。特許取得の乳化技術「三相乳化法」も活用することにより、ベタつき白浮きなし、不要なトーンアップもしない”塗った感ゼロ”の使用感を実現しています。

そうなると心配になるのは肌負担ですが、そもそも紫外線吸収剤は散乱剤に比べて紫外線防御力が高く、効率的にUVカット効果を発揮するため、必要以上に多く配合しなくても十分な防御力を得られます。この特性を活かしつつ、UVカット性能であるSPFとPA値を最高レベルではなく、日常生活に必要なレベルに抑えて設定することで、吸収剤の含有量を最小限にし、肌刺激が最低限になるように設計されています。

さらに、肌リスクのある成分は処方しないといった工夫も施しているので、敏感肌の方でも一度はお試しいただきたいスキンケアアイテムです。

まとめ

  • 紫外線防止剤には「吸収剤」と「散乱剤」がある
  • ノンケミカル処方というのは、吸収剤を使っていない散乱剤のみを使用した日焼け止めのこと
  • 吸収剤は肌に負担と言われるが、成分の合う・合わないは肌質次第
  • 環境への影響は、成分だけでなく使い方もセットで考える必要がある
  • 自分にあった日焼け止めで毎日続けることが大切
  • モアナチュレは吸収剤を使用しつつ、肌負担を最小限に抑えた処方

日焼け止めの仕組みについて少しでも理解が深まりましたでしょうか。仕組みを知ることで、自分の肌やライフスタイルに合った日焼け止めを選びやすくなるはずです。紫外線の影響は避けて通れないものですが、適切に対策を取れば、そのリスクを最小限に抑えながら日々の生活を楽しむことができます。ぜひ、自分にぴったりのUVケアを見つけて、うまく付き合っていきましょう。